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RI汚染実験動物乾燥処理装置

特許取得 特許第3483811号

RI汚染実験動物乾燥処理装置1  RI汚染実験動物乾燥処理装置2

運転中は臭わない遠赤外線減圧式

本装置は放射性同位元素(以下RI)で汚染された実験動物を迅速かつ大量に加熱脱水処理を施して加熱廃棄物化する事を目的として開発された遠赤外線減圧式乾燥装置です。現在、市場には「マイクロ波方式」、「真空凍結方式」、及び「遠赤外線方式」等、様々な機種が出回っておりますが、従来品では次のような問題点が指摘されているのが現状です。

例を挙げると

  • 金属片等の混入によりスパークや発火が発生する恐れがある
  • 乾燥処理中に強い異臭を発生し、機外に洩れる
  • 減圧に真空ポンプを用いている場合、RIで汚染された廃油が生じてしまう
  • 乾燥処理に要する時間が1週間〜1ヶ月と長期にわたる場合がある
  • 乾燥処理により発生した飽和蒸気を液化させる凝縮器(コンデンサー)に油脂等の汚れが固着し、異臭や詰まりの原因となる場合がある

本装置"FID-100"は、これらの欠点を根本から解消しユーザーの皆様が極めて簡単、迅速、かつ安全に乾燥処理の作業を行うことを目的として開発された装置です。

特徴

・万全の悪臭対策
減圧装置に本機独自の"インジェクター"を用い、強固な耐圧密閉扉にて密閉することで、運転中の乾燥室内は常に陰圧(-60kPa〜-100kPa)に保たれ、装置外に異臭が漏れる心配は全くありません。悪臭が外部に洩れる事は有害ガスが放散されている事となり大変危険です。本装置は万全の対策を行っており、安全に使用できます。

・安定した処理能力
遠赤外線セラミックヒーターを使用しておりますので処理時間が短く(6kg/20〜30時間)、安定した乾燥処理物(含水率:30〜35%)を得られます。また、マイクロ波を使用してないのでスパークによる発火の危険がありません。

・RI汚染オイルの発生一切無し
真空ポンプを使用しておりませんので廃棄処理に困難なRI汚染オイルの発生は一切ありません。

・安全重視の設計
感震装置、異常高温センサー、冷却液温度センサー、圧力センサー等安全性を重視した設計になっております。

・操作が簡単
操作が簡単でボタン1つで乾燥から洗浄処理までを全自動で行えます。

・コンデンサー洗浄機能
頻繁な熱交換により最も汚れの激しいコンデンサー(凝縮器)に水を噴射・洗浄する事により、槽内がいつも清潔に保てます。洗浄処理は運転毎に自動的に行われます。

原理

RI汚染実験動物が収容された乾燥室内は減圧装置(インジェクター)により減圧されます。乾燥室内が所定の圧力(-20kPa)に達すると遠赤外線ヒーターの加熱が始まり、ヒーターの表面温度が150〜200℃になるように温度調節制御を行います。加熱により発生した蒸発気体成分は凝縮器(コンデンサー)に導かれて熱交換された後、凝縮回収液と排出気体に二分されます。微量なRIを含んでいる排出気体は循環水に接触させた後、排気もしくは排水されます。

フローチャート

仕様


乾燥方式 遠赤外線セラミックヒーター:2KW
乾燥室寸法 610(W)×480(H)×440(D)
乾燥室容量 約 100L
排気量 3L/min
排水量 100L/1回
処理能力 6Kg/20〜30時間
処理物乾燥度 ※30%〜35%
接続口径 給排水口:15A 排気口:10A
安全装置 感震器、温度、水位、圧力センサー
外形寸法 980(W)×1680(H)×705(D)
乾燥重量 320Kg
電源 単相 200V  30A   三相 200V 30A
コンデンサ洗浄機能

※日本アイソトープ協会推奨値:33〜40%

オプション

  • SUS製トレイ:353(L)×264(W)×41(D)
  • 耐熱ビニールシート(66-ナイロン製):500(W)×700(L)

外観図

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